株式会社マスターリング 【ショップヒストリー】
2025年5月3日 土曜日
株式会社マスターリング 【ショップヒストリー】
〜「和」を分かち合う店として〜
株式会社マスターリングは、明治40年(1907年)に創業し、
2024年で118年目を迎える、歴史あるアパレル小売業の企業です。
現在は四代目・松田和義氏がその伝統を受け継ぎ、
天理の地で「和」を大切にしながら地域とともに歩んでいます。
その始まりは、「松田和本店」の分家(支店)としての出発でした。
「松田和分店」として創業し、やがて「マツタ洋品店」となり、現在の「マスターリング」へと変化してきました。
なお、現在では“分店”という言葉の持つ「支店」という意味合いはなく、「『和』を分かち合う店」としての精神をモットーに掲げています。
創業以来、時代とともに業種は変遷してきました。文具店としての始まりから、和洋雑貨店へ、そして洋品店を経て、現在ではアパレル専門の小売業として、地元の人々に親しまれています。その変化の中でも、変わらず大切にしているのが「和」の心です。
この「和」という想いは、店の名前だけでなく、ご家族にまで受け継がれており、現経営者の長男にも「和」という文字が名前に込められています。
それはまさに、世代を超えて「和」を伝え、広げるという想いの表れです。
明治から令和まで、幾多の時代を超えてきたマスターリング。
その背景には、地域との信頼関係と、お客様一人ひとりとのご縁を大切にしてきた姿勢があります。
これからも「和」を分かち合う店として、まちの暮らしに寄り添い続けます。