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更科 【ショップヒストリー】

2025年5月16日 金曜日

 

更科(さらしな)     【 ショップヒストリー 】

創業大正四年――百余年、まちとともに歩む味
 

大正四年(一九一五年)、天理市にて創業。

 
初代店主は、大阪・通天閣のほど近くにある名店「総本家更科」で修行を積み、地元・天理の地に店を構えました。
 
開業当時の写真には、店の隣がまだ空き地である様子が残っており、まちが発展するよりも一足早く、更科はのれんを掲げていたことがわかります。
 

その後、法隆寺と天理を結ぶ「天理軽便鉄道」の開通により人の往来が盛んになり、まちは商店街としてにぎわいを見せるようになります。
 
更科もこの地で、まちの変化とともに店のかたちを少しずつ変えながら、地域の人々に親しまれてきました。
 

初代から二代目、そして現三代目へと、時代を超えて受け継がれてきたのは、「だし」へのこだわりです。
 
代々の店主が丹精込めて守ってきた、香り高く奥行きのある味わい。
 
返しをベースに工夫を重ね、そば・うどんを中心に、時代に合った豊富なメニューを提供し続けています。
 

100年以上続く味には、まちの記憶とともに、家族と地域の物語が詰まっています。
 

更科はこれからも、歴史とともに未来へ味をつないでいきます。

 

 

商店街研究卒論応援プロジェクトの概要と申し込み方法について

2025年5月7日 水曜日

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商店街研究卒論応援プロジェクトとは?

  
  
大学生・大学院生の皆さんの卒業研究・修士論文を応援します!
天理本通り商店街では、商店街や地域に関心のある学生の皆さんによる研究活動を歓迎しています。
「商店街の歴史」「地域コミュニティの変遷」「地域の大学との連携」「過去のイベントと今後の取り組みについて」「商店街の社会的役割と意義」など、テーマは自由。
調査やインタビュー、資料提供など、できる限りの協力を行います。
 

目的
・ 若い世代の視点で地域課題を見つめ直すこと
・ 商店街と学生の双方向の交流を通じて新たなアイデアや活力を得ること
・ 学術的な研究を通じて地域の魅力や可能性を再発見すること

 

 
協力内容
・ 過去の資料・写真の提供(可能な範囲で)
・面談およびインタビュー
・商店街現地案内・フィールドワークの受け入れ
・ 商店主へのアンケートの配布(解答率は担保いたしません)
・ その他

 
 
対象
・商店街・地域・まちづくりに関心のある大学生・大学院生
・ 卒業論文・修士論文のテーマに天理本通りを活かしたい方
 

 

費用
基本的には無料です。
 

 

アウトプットの共有について

 ■ サマリーの提出

研究終了後には、サマリー(論文の要約)とあわせて、研究を通して考えたこと、感じたことなどをご提出ください(メール等で構いません)。
いただいた内容は、商店街内で共有させていただきますが、無断での転用はいたしません。  

 ■ ウェブサイトでの紹介

協力いただいた研究については、匿名(氏名・大学名非公開)で、WEBサイトで紹介させていただきます。
掲載内容については、事前にご相談のうえ決定しますのでご安心ください。

 
お申し込み方法

ページ下部の「お問い合わせ」からご連絡ください。
または、info@tenri-hondori.com にメールしてください。
 
氏名・所属大学・年次・研究テーマ・希望内容を明記してください。
メールのタイトルに 【商店街研究卒論応援プロジェクト】をご記載ください。

後日担当者より折り返しご連絡いたします。

 

 

ご希望の日時について
対応は、理事長および商店街スタッフが行います。
本業を持つ者が少人数で対応しているため、直近の日程でのご希望には添えない場合がございます。
できるだけ日程には余裕を持ってお問い合わせくださいますようお願いいたします。  

 

 

おわりに
天理本通り商店街は、未来を担う皆さんの研究活動を歓迎しています。
学びと地域がつながる場所として、ぜひ私たちの商店街を活用してください。

本ぶらサンデーのインスタグラムは、こちらから

2025年5月6日 火曜日

本ぶらサンデーのインスタグラムは、こちらから

本ぶらサンデーの公式ホームページはこちらから

2025年5月3日 土曜日

本ぶらサンデーのインスタグラムは、こちらから

 

株式会社マスターリング  【ショップヒストリー】

2025年5月3日 土曜日

株式会社マスターリング  【ショップヒストリー】
〜「和」を分かち合う店として〜

現社長の幼少期(天理本通りにて 昭和30年代)
 
 

株式会社マスターリングは、明治40年(1907年)に創業し、
2024年で118年目を迎える、歴史あるアパレル小売業の企業です。
 
現在は四代目・松田和義氏がその伝統を受け継ぎ、
天理の地で「和」を大切にしながら地域とともに歩んでいます。
 

その始まりは、「松田和本店」の分家(支店)としての出発でした。
 
「松田和分店」として創業し、やがて「マツタ洋品店」となり、現在の「マスターリング」へと変化してきました。
 
 なお、現在では“分店”という言葉の持つ「支店」という意味合いはなく、「『和』を分かち合う店」としての精神をモットーに掲げています。

 

創業以来、時代とともに業種は変遷してきました。文具店としての始まりから、和洋雑貨店へ、そして洋品店を経て、現在ではアパレル専門の小売業として、地元の人々に親しまれています。その変化の中でも、変わらず大切にしているのが「和」の心です。
 

この「和」という想いは、店の名前だけでなく、ご家族にまで受け継がれており、現経営者の長男にも「和」という文字が名前に込められています。
それはまさに、世代を超えて「和」を伝え、広げるという想いの表れです。
 

明治から令和まで、幾多の時代を超えてきたマスターリング。
その背景には、地域との信頼関係と、お客様一人ひとりとのご縁を大切にしてきた姿勢があります。 
 

これからも「和」を分かち合う店として、まちの暮らしに寄り添い続けます。

株式会社 奥村てんぶん 【ショップヒストリー】

2025年5月3日 土曜日

株式会社 奥村てんぶん 【ショップヒストリー】
  
 
 

株式会社 奥村てんぶんは、昭和22年ごろに創業し、2024年現在でおよそ78年の歴史を誇る
文具・紙製品の専門企業です。
 

現在の奥村匡俊社長は二代目で、地元天理に根差した商いを続けています。
 

社名「てんぶん」は、創業当初の社名である「天理文具株式会社」に親しみを込めて
お客様から「てんぶん」「天文さん」と呼ばれていたことに由来しています。
長年にわたるお客様との信頼関係が、そのまま社名へと結びついた形です。
  

創業者は戦後、戦地から帰還後、大阪・今里の知り合いが営むこんにゃく店で修業を重ねました。

その後、自らの店を持ち、商いで得た資金を元に、親戚が製造していたノート商品を扱う店舗を天理市三島町にオープン。

その後、川原城町東3丁目に拠点を移し、紙や紙製品の卸業を本格的に展開されました。
 

時代とともに取り扱う商品や営業スタイルは変化してきましたが、変わらず守り続けているのは、商売の根幹にある「誠実さ」と「感謝の心」です。
 

得意先や顧客には常に親切丁寧に接し、仕入先であるメーカーとも強い絆を築くために誠実な姿勢を貫いてきました。
創業から受け継がれてきたこの「低い心で感謝を忘れない」という姿勢は、今も社業の根幹を成しています。

S22年川原城で奥村文具店
S29年川原城で会社設立 天理文具株式会社
S43年田井庄町で本社設立     〃
 川原城町で小売部     〃
H 9年社名変更
 本社 田井庄町 株式会社 奥村
 本店 川原城町 株式会社 奥村 てんぶん 

杉田果物店 【ショップヒストリー】

2025年5月2日 金曜日


1980年代のお店
 

杉田果物店は、大正6年ごろに創業し、2024年現在でおよそ108年の歴史を持つ老舗果物店です。
 

現在は三代目が店を継ぎ、代々受け継がれてきた想いとともに、地域に根ざした営業を続けています。 
 

店名の由来は、初代・杉田種次郎が営んでいた「八百種(やおたね)」にさかのぼります。

やがて二代目・杉田保幸の時代に、扱う商品を果物に特化したことで「杉田果物店」へと改称され、
より専門性の高い果物店として新たなスタートを切りました。 
 

年月を経て、営業形態も時代に合わせて変化してきました。
 

昭和51年には、店舗の2階にフルーツパーラーをオープン。
果物の専門店ならではの新鮮な素材を活かしたスイーツやメニューを提供することで、
より多くのお客様に果物の魅力を楽しんでいただける空間をつくり出しました。
 

百年を超える歴史の中で、受け継がれてきたのは「品質へのこだわり」と「お客様との信頼」です。
 

初代の頃から大切にされてきた心をこれからも忘れず、三代目として、時代のニーズに応えながらも変わらぬ誠意で、
新鮮でおいしい果物の魅力を届けてまいります。

 

5月11日 本ブラサンデーを開催いたします。

2025年5月2日 金曜日

5月11日 本ブラサンデーを開催いたします。

皆様のお越しをお待ちしております。

 


  

  
PDF 本ブラサンデー マップ

 

Hair produce salon ILO 【ショップヒストリー】

2025年5月2日 金曜日

Hair produce salon ILO 【ショップヒストリー】

Hair produce salon ILOは、昭和25年ごろに創業し、
おかげさまで約70年の歴史を重ねてまいりました。
 
現在の経営者である私は三代目で、時代の流れとともに少しずつ形を変えながらも、
地域の皆さまに支えられて今日まで続けてくることができました

現在のサロン名「ILO」は、フィンランド語で「喜び」という意味を持っています。
 

長い歴史の中で、私たちのサービスも少しずつ変化してきました。

もともとは理容サービスが中心でしたが、現在では美容メニューも充実させ、
性別を問わずどなたでも気軽にご利用いただけるサロンへと進化を遂げています。
 

一方で、創業当時から変わらず大切にしていることもあります。
 

それは「お客様への誠実な姿勢」と「確かな技術」です。理美容業は技術職であると同時に、
お客様との信頼関係が何よりも重要です。先代は、技術の研鑽はもちろんのこと、一人ひとりのお客様に真摯に向き合い、 
その方にとって最適な技術を提供することを何より大切にしていました。

私もその思いをしっかりと受け継ぎ、これからも時代に合った新しい技術やサービスを取り入れながらも、 
お客様に寄り添う姿勢を忘れず、日々努めてまいります。


現在の店舗
  


1970年代 お店の前のポーズする現オーナー

2024年11月17日 商店街おもいで写真展の記録

2025年4月29日 火曜日

R6.11商店街思い出写真展2024_11_
2024年11月17日(日) 商店街おもいで写真展の記録です。