このたびの火災について (ご報告)

2017年3月4日

                                  平成29年3月4日
組合員各位
                               天理市本通り商店街協同組合
                               理事長 酒谷雅典

このたびの火災について (ご報告)

まず、このたびの火災に遭われた店舗の皆様方にお見舞い申し上げます。
被災された店舗の皆さまの心中お察しいたしますとともに、一日も早く再興できますように、
組合といたしましても、行政等と連携して支援させていただきたいと考えております。

昨日発生いたしました火災について、現時点把握しております状況をご報告申し上げます。
このたびの実質の被害は、全焼店舗6店 +アーケード外の空家1店合計7軒の消失となりました。
幸いにも ケガ等された方はおられませんでした。

出火時の状況は、Ⅽブロック『ぷーたろう』前を通行した 歩行者より私の店舗に報告が入り、
消火器を数本持参し、初期消火に務めました。
同時に、消防署への通報を近隣店舗の方がしていただいたと報告いただいております。

初期対応と同時に、 消防団員でアーケード副理事長嶋田氏がいち早く火事に気づき、
消防団の消防車を少人数で出動させ、消火器消火のあとを引き継いで初期消火にあたりました。
間もなく、消防署からの消防車、地元消防団のほぼ全員が集まり、
本格的な消火活動に移った次第です。

1か月ほど前に 糸魚川の大火事を教訓に、防火設備の点検を役員で済ませたところで、
火災時には、アーケードの屋根を開放することにより、
アーケードの煙突化を防止し、更なる類焼を止めることができました。

奇跡的に、アーケード内には火が出ず、目視の段階ですが、 
支柱や屋根をはじめ アーケードの躯体に今のところ、大きなダメージは見られません。

消火の対応については、初動のアーケード組合員、地元消防団との連携も良く
初期対応できたことが、更なる被害を食い止められた要因であると思います。

また、すぐに並河市長から、数々の支援策の提案をいただきました。

被災された店舗の方々の心情を拝察し、その気持ちを分かち合うことも大切ですが、
今後の被災店舗の再興を考えると、このときだからこそ、商店街が一層元気になり
賑わいを創出し、 加えて被災店舗がカムバックできる環境を作ることが肝要であると思いますので、
行政・地元自治会・商工会などと連携を取りながら再興を進めたいと考えます。

このたびの消火活動に対して、迅速に対応いただいた地元消防団、消防署、警察署、天理市など
関係各位に深く感謝を申し上げますとともに、
天理本通りの運営に変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げてご報告とさせてただきます。

追伸
今後の進展などがございましたら、 随時ご報告いたします。